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ScrollViewを使用してTextViewをスクロールに対応させる
30分
TextViewは、それ単体ではスクロールに対応していません。
ScrollViewを使用して、画面内に収まらない量のテキストをもつTextViewをスクロールできるようにしてみましょう。
「ScrollViewTraining」アプリを作成します。
Android Studioを起動し、新規プロジェクトを作成します。
「Welcome to Android Studio」画面の場合は、「Start a new Android Studio project」をクリックします。
別のプロジェクトが開いている場合は、ツールバーから「File」→「New」→「New Project...」をクリックします。
HelloWorldの時と同じようにプロジェクトを作成していきます。
アプリ名は「ScrollViewTraining」としてください。
今回は「Backwards Compatibility (AppCompat)」のチェックは外しておきます。
まずはTextViewがそのままではスクロールに対応できていないことを確認してみましょう。
レイアウトファイルを変更して、TextViewに、1画面に収まらない文字列を表示させるようにしてください。
サンプル:activity_main.xml
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アプリを起動してみましょう。
まだスクロールはできません。
スクロールさせたいViewの親Viewに「ScrollView」を置くことで、スクロールできるようになります。
レイアウトファイルを変更して、TextViewがScrollViewの子になるようにします。
サンプル:activity_main.xml
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アプリを起動してみましょう。
スクロールできるようになっていればOKです。
横方向にスクロールさせたい場合は「HorizontalScrollView」を使用します。
レイアウトファイルを変更して、TextViewがHorizontalScrollViewの子になるようにします。
サンプル:activity_main.xml
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アプリを起動してみましょう。
横方向にスクロールできるようになっています。
なお、ScrollViewは「スクロールさせるためのView」で、複数のViewをレイアウトするためのものではないので、子Viewは「スクロールさせたいView」1つだけになります。
複数のViewをスクロールさせたい場合、LinearLayoutなどのLayoutで並べたうえで、そのLayoutがScrollViewの子になるようにしてください。
サンプル:activity_main.xml
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