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Android組込開発の環境構築(Windows)
1.5時間
Androidの組込開発は、LINUX OSでの開発となることが多いです。
基本的にAndroidのソースコードの取得やビルドはLINUXでの実施を想定されているためです。
WindowsではCygwinを使う等で対応することもできなくはないようですが、素直にLINUX環境を用意する方が問題も起きにくいので、
Windows上にLINUX仮想環境を作っていきます。
LINUXを動作させるための仮想化ソフトウェアをインストールします。
VMWare公式サイト
へ接続し、「VMware Workstation Player」をダウンロードします
ダウンロードされた「VMware-player-….exe」を実行し、表示された画面に従ってインストールを進めます。
仮想マシンを作成し、LINUX OSをインストールします。
「Ubuntu」というLINUXベースのOSを使用します。
公式サイト
からCDイメージ(ISOファイル)をダウンロードします
「VMware Workstation Player」を起動し、ダウンロードしたUbuntuのCDイメージ「ubuntu-….iso」を指定して、仮想マシンを作成します。
Androidソースコードや、それを取得するためのミラー環境、ソースコードをビルドした際の生成物のサイズが非常に大きいので、
途中のディスク容量指定は最低でも300GB以上とすることをお勧めします。
(ミラー環境構築だけで200GB近く使用します)
作成した仮想マシンの起動後にUbuntuのインストールが開始されます。
途中、「VMWare Tools」をインストールするか問われた場合は、インストールしてください。
「VMWare Tools」がインストールされていると、ホストOS(Windows)とゲストOS(Ubuntu)の間でコピペができたり、何かと便利です。
インストールが完了したら、ログインします。
画面下部の「インストールしています」メッセージが消えれば、インストールに成功しています。
Android開発向けにUbuntuの設定を変更します。
デフォルト設定ではAOSPソースコードのダウンロードで物凄く時間がかかるので、以下のコマンドでtcp_window_scalingの値を変更します。
sudo sysctl -w net.ipv4.tcp_window_scaling=0
仮想マシンにインストールしたLINUXに、Android開発環境を構築します。
こちら
を参照してください。