<HOME
Java開発の環境構築(Windows)
1.5時間
JDKをインストールします。
JRE(実行環境)ではなく、JDK(開発キット)です。間違えないように気をつけてください(JREも一緒にインストールされます)。
OracleのJava SE(Standard Edition)ダウンロードページ
へ接続し、JDKのダウンロードページを開きます。
ソフトウェア使用許諾契約を確認して「Accept License Agreement」を選択し、Windows用のインストーラをダウンロードします。
「jdk-…_windows-…_bin.exe」がダウンロードされます。
ダウンロードされた「jdk-…_windows-…_bin.exe」を実行し、表示された画面に従ってインストールを進めます。
システム環境変数「JAVA_HOME」を追加し、値にJDKインストール先を指定します。
システム環境変数「PATH」の先頭に、以下の値を追加します。
%JAVA_HOME%\bin
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行し、javaとjavac(コンパイラ)が正しくインストールされているか確認します。
java -version
javac -version
Eclipseをインストールします。
MergeDoc Projectサイト
へ接続し、「Pleiades All in One ダウンロード」からEclipseをダウンロードします。
「pleiades-…-java-win-….zip」がダウンロードされます。
ダウンロードされた「pleiades-…-java-win-….zip」を解凍します。
zip 解凍時の注意
がありますので、そちらを参照して解凍してください。
解凍して出来た「pleiades」フォルダの「eclipse」フォルダ内に「eclipse.exe」があるので、スタートメニューに追加する等、ご自身で起動しやすいようにしてください。
Eclipseはこのままでも使用することが可能ですが、必要に応じて設定の変更やプラグインの追加を行ってください。
設定を変更したい場合は、ツールバー「ウィンドウ」→「設定」を選択します。
文字コードを変更したい場合は、「一般」→「ワークスペース」設定の「テキスト・ファイル・エンコード」を変更します。
改行コードを変更したい場合は、「一般」→「ワークスペース」設定の「新規テキスト・ファイルの行区切り文字」を変更します。
「Windows」の場合はCRLF、「Unix」の場合はLFになります。
タブキーでスペースを入力するように変更したい場合は、「一般」→「エディター」→「テキスト・エディター」設定の「タブでスペースを挿入」を有効にします。
改行時の自動インデントでタブ文字ではなくスペースを入力するように変更したい場合は、
「Java」→「コード・スタイル」→「フォーマッター」設定でプロファイルを編集し、「タブ・ポリシー」を変更します。
(「Android Studio」等のように)入力内容に応じて候補を表示する補完機能を強化したい場合は、
「Java」→「エディター」→「コンテンツ・アシスト」設定で、「Javaの自動有効化トリガー」を
「.abcdefghijklmnopqrstuvwxyzABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ_」に変更します。
プラグインを追加したい場合は、ツールバー「ヘルプ」→「新規ソフトウェアのインストール」や「Eclipse マーケットプレース」を利用します。
JavaのGUI開発で便利なJavaFXをEclipseで利用する際、プラグインが必要なのでインストールします。
「Eclipse マーケットプレース」で「javafx」を検索し、「e(fx)clipse」をインストールします。
JavaのGUI開発で便利なJavaFXを利用する際、「JavaFX Scene Builder」というツールがあると便利なので、インストールします。
Oracleのダウンロードページ
へ接続し、「JavaFX Scene Builder」をダウンロードします。
「javafx_scenebuilder-…-windows.msi」がダウンロードされます。
ダウンロードされた「javafx_scenebuilder-…-windows.msi」を実行し、表示された画面に従ってインストールを進めます。
HelloWorldアプリを作ってみましょう。
Eclipseを起動し、ワークスペースを開きます。
ツールバー「ファイル」→「新規」→「Java プロジェクト」を選択します。
プロジェクト名に「HelloWorld」を入力し、「完了」をクリックします。
プロジェクトの保存先を変更したい場合は「デフォルト・ロケーションを使用」のチェックを外してロケーション(保存先)を変更してください。
「HelloWorld」プロジェクトが生成されました。
「HelloWorld」プロジェクトのソース・フォルダー「src」を右クリックし、「新規」→「パッケージ」を選択します。
名前に「com.example.helloworld」を入力し、「完了」をクリックします。
作成した「com.example.helloworld」パッケージを右クリックし、「新規」→「クラス」を選択します。
名前に「HelloWorld」を入力し、「public static void main(String[] args)」にチェックを入れ、「完了」をクリックします。
HelloWorldクラスのmainメソッドに、以下の処理を追記します。
コードを表示するにはJavaScriptを有効にしてください
HelloWorld.java
コードを表示するにはJavaScriptを有効にしてください
パッケージ・エクスプローラーで「HelloWorld」プロジェクトを右クリックし、「実行」→「Java アプリケーション」を選択します。
コンソールに「Hello World!!」が表示されればOKです。
JavaFXを利用して、UIを表示するHelloWorldアプリを作ってみましょう。
「JavaFX Scene Builder」を使用して、レイアウトファイルを作成します。
「JavaFX Scene Builder」を起動します。
「Pane」をドラッグ&ドロップし、領域いっぱいに広げます。
「Label」を任意の位置にドラッグ&ドロップし、IDに「hello」を入力します。
ファイル名を「hello」として、保存します。
Eclipseで、先ほど作成したHelloWorldアプリを開きます。
「HelloWorld」プロジェクトを右クリック→「新規」→「ソース・フォルダー」で、「res」フォルダを追加します。
「res」フォルダを右クリック→「新規」→「フォルダー」で、「layout」フォルダを追加します。
先ほど作成したレイアウトファイル「hello.fxml」をコピーして、layoutフォルダへ貼り付けます。
HelloWorldクラスの処理を、以下のように変更します。
HelloWorld.java
コードを表示するにはJavaScriptを有効にしてください
パッケージ・エクスプローラーで「HelloWorld」プロジェクトを右クリックし、「実行」→「Java アプリケーション」を選択します。
JavaアプリのUIが表示され、「Hello World!!」と表示されればOKです。